【問197】eco検定 練習問題|消費行動の持つ意味
各主体の役割(企業の環境経営・行政・市民・金融) 問15/27難易度A(易しい)
問題文
消費者としての日々の選択が持つ意味に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.個々の消費者が何を選んで購入するかは、生産のあり方や企業の取組にほとんど影響を及ぼさないとされる。
- 2.環境や社会に配慮した商品を選ぶかどうかは、価格や品質と同じく個人の好みの範囲にとどまる問題とされる。
- 3.消費者が環境に配慮した商品を選ぶ行動は、法律によって購入が義務づけられた行為として位置づけられている。
- 4.何をどう選んで買うかという消費者の行動が積み重なることで、生産のあり方を変えていく力になり得る。
解説
正解は4。消費者が何を選んで買うかという一つひとつの行動は小さく見えても、それが積み重なることで市場全体の需要の傾向を形づくり、企業に商品づくりや事業のあり方を見直させる力になり得る。消費者は単に商品を受け取る側であるだけでなく、生産のあり方に影響を及ぼす主体としても位置づけられている。
1は誤り。個々の消費者の選択は、積み重なることで企業の取組や生産のあり方に影響を及ぼす力を持つとされており、影響がほとんどないとする記述は誤りである。2は誤り。環境や社会への配慮を商品選びの基準に加えることは、個人の好みの範囲にとどまる問題ではなく、社会全体の消費のあり方に関わる行動として位置づけられている。3は誤り。環境に配慮した商品を選ぶことは消費者一人ひとりの自発的な選択であって、法律によって購入が義務づけられているものではない。
「買う」という行為が「選ぶ」という意思表示でもあるという見方は、フェアトレードや地産地消といった具体的な行動を理解するうえでの土台になる。