【問186】eco検定 練習問題|環境配慮型の製品設計という考え方
各主体の役割(企業の環境経営・行政・市民・金融) 問4/27難易度C(難しい)
問題文
製品の設計段階から環境への配慮を組み込む取り組み(環境配慮型設計・エコデザイン)の考え方についての説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.製品が使用され廃棄されたあとの段階は設計者の関与できる範囲を超えているため、設計段階では製造工程の効率化を検討すれば足りるという考え方である。
- 2.原材料の選定から製造、使用、廃棄・リサイクルに至る製品の一生を見通し、設計の段階から環境への負荷を減らす工夫を組み込もうとする考え方である。
- 3.環境への配慮は製品が市場に出たあとに追加の対策を講じれば足りるものであり、設計段階からあらかじめ組み込む必要は乏しいという考え方である。
- 4.製品の環境性能を高めることと、使いやすさや価格といった他の性能を両立させることはできないため、いずれかを優先して選ぶべきだという考え方である。
解説
正解は2。環境配慮型設計(エコデザイン)は、原材料の選定から製造、使用、廃棄・リサイクルに至る製品の一生を見通し、設計の段階からあらかじめ環境への負荷を減らす工夫を組み込もうとする考え方である。1は、使用・廃棄段階を設計者の関与できる範囲外とし、製造工程の効率化を検討すれば足りるとしており、製品の一生を通じて負荷を考える視点を欠いている。3は、環境配慮を市場投入後の追加対策で足りるとしており、設計段階から組み込む必要性を否定している点で誤り。4は、環境性能と使いやすさ・価格などの他の性能を両立できないと決めつけており、設計の工夫によって両立を図ろうとするエコデザインの考え方とは異なる。この考え方を押さえておくと、製品開発の初期段階から環境への配慮を織り込むことの意義を理解しやすくなる。