【問165】eco検定 練習問題|環境ラベルの類型の考え方
環境政策の原則・法体系・アセスメント 問21/22難易度C(難しい)
問題文
製品などに表示される「環境ラベル」の類型に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.国の認証、地方公共団体の認証、業界団体の認証という認証主体の違いによって3つの類型に整理される
- 2.独立した第三者機関の審査を経た表示と、事業者が自ら宣言する表示という2つの類型に整理される
- 3.第三者認証型、事業者の自己宣言型、定量的な環境情報の開示型という3つの類型に整理される
- 4.対象が家庭用の製品か業務用の製品かという用途の違いによって、大きく2つの類型に整理される
解説
正解は3。環境ラベルは、その情報の作られ方や示し方の違いによって、独立した第三者機関の審査・認証を経て表示される第三者認証型、事業者自身が定めた基準に基づいて自ら宣言して表示する自己宣言型、原材料の使用量や排出量などの環境情報を定量的な数値として開示する定量的情報開示型という3つの類型に整理される。どの類型に当たるかによって、情報の客観性の担保のされ方が異なる点を押さえておく必要がある。
1は誤り。認証を行う主体が国か地方公共団体か業界団体かという違いによる分け方であり、情報の作られ方や示し方に着目する実際の類型の整理とは切り口が異なる。2は誤り。第三者の審査を経た表示と事業者の自己宣言による表示の2つに整理するとしているが、環境情報を数値として開示する類型が抜け落ちており、整理として不十分である。4は誤り。家庭用か業務用かという用途による分け方であり、これも表示される情報の客観性の担保のされ方に着目した類型の整理とは異なる考え方である。
購入の際にラベルを目にしたら、それが第三者の審査を経たものか、事業者自身の宣言か、数値そのものの開示かを見分けることで、情報の性格をより正確に読み取ることができる。