【問153】eco検定 練習問題|環境基本法の基本理念
環境政策の原則・法体系・アセスメント 問9/22難易度B(標準)
問題文
環境基本法が掲げる基本理念に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.現在及び将来の世代が環境の恵沢を享受し、負荷の少ない持続的発展を目指す社会を掲げる。
- 2.環境の保全よりも経済の成長を優先させることを、基本理念の第一の柱として掲げている。
- 3.国内で発生する公害の防止を理念の中心に据え、地球環境保全への国際協調は理念に含めていない。
- 4.基本理念は環境基本計画で定めるものとされており、法律そのものには理念を置いていない。
解説
正解は1。環境基本法は、現在及び将来の世代の人間が健全で恵み豊かな環境の恵沢を享受できるようにするとともに、環境への負荷の少ない持続的な発展が可能な社会を築いていくことを基本理念の柱として掲げている。あわせて、国際的な協調によって地球環境保全を推進していくことも理念に含まれる。
2は誤り。環境保全よりも経済成長を優先させるという内容になっており、環境への負荷が少ない形で発展を続ける社会を目指すという理念の趣旨と異なる。3は誤り。理念の対象を国内の公害防止に絞っているが、環境基本法は地球環境保全に向けた国際的な協調も理念として掲げている。4は誤り。基本理念そのものは環境基本法が定めるものであり、環境基本計画はその理念を踏まえて施策の方向性を示す立場にある。
恵沢の継承・持続的発展・国際協調という3つの柱として押さえると整理しやすい。