【問150】eco検定 練習問題|環境アセスメントのしくみ
環境政策の原則・法体系・アセスメント 問6/22難易度A(易しい)
問題文
大規模な開発事業などについて行われる環境影響評価(環境アセスメント)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.環境アセスメントは、事業が完了した後にその環境影響を検証し、必要に応じて操業の停止を命じる手続である。
- 2.環境アセスメントは、すでに操業している工場の排出量を毎年集計し、国に報告させることを目的とした手続である。
- 3.環境アセスメントは、住民や自治体の意見を聴く機会を設けず、専門家による評価によって完結する手続である。
- 4.環境アセスメントは、事業の実施前に環境への影響を調査・予測・評価し、住民などの意見を計画に反映させる。
解説
正解は4。環境影響評価(環境アセスメント)は、大規模な開発事業などの実施に先立ち、事業が環境に及ぼす影響を調査・予測・評価するとともに、住民や関係する自治体などから意見を聴き、その結果を事業計画に反映させていく手続である。1は事業完了後に検証し操業停止を命じる内容としており、事業を行う前に環境配慮を組み込むという制度の趣旨と時点が異なるため誤り。2は操業中の工場の排出量を集計し報告させる内容としており、これは排出量の把握に関する別の仕組みの説明にあたるため誤り。3は住民や自治体の意見を聴く機会を設けないとしており、意見を聴いて計画に反映させるという手続の重要な要素を欠いているため誤り。事業計画が固まってしまう前に幅広い意見を反映させる仕組みとして位置づけられている。