【問138】eco検定 練習問題|光害とは何か
地域の環境問題と化学物質 問16/22難易度C(難しい)
問題文
光害(ひかりがい)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.光害とは太陽光が過剰に地表に届くことによって農作物の生育が阻害される現象を指す用語とされている
- 2.光害とは屋内の照明が不足することで作業の効率や安全性が低下する現象を指す用語とされている
- 3.光害は照明機器の使用量とは無関係に生じる現象であり、夜間照明の見直しは対策にならないとされている
- 4.過剰な人工光により星空が見えにくくなったり、生き物の行動や睡眠のリズムが乱れたりする現象を指す
解説
正解は4。光害とは、屋外照明や広告灯などから発せられる過剰な人工光が夜空を明るくしてしまい、星空の観察がしにくくなったり、光に敏感な昆虫や鳥などの生き物の行動リズムが乱れたり、周辺住民の睡眠に影響が及んだりする現象を指す用語である。都市化が進み夜間の照明が増えるほど生じやすくなる、都市の環境問題の一つとして位置づけられている。
1は誤り。光害は太陽光ではなく人工光による現象として整理されている。2は誤り。光害は照明の不足ではなく、むしろ過剰な照明によって生じる問題である。3は誤り。光害は照明機器の使用が増えるほど生じやすくなる現象であり、照明の向きを下向きにする、必要な時間帯だけ点灯するといった夜間照明の見直しが対策となる。
夜間照明のあり方を見直す取り組みと結びつけて、人工光がもたらす影響として理解しておくとよい。