【問132】eco検定 練習問題|地下水汚染の特徴
地域の環境問題と化学物質 問10/22難易度B(標準)
問題文
地下水の汚染に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.地下水は河川と同じ速さで流れて短時間で入れ替わるため、汚染物質が入り込んでも自然にすぐ排出される
- 2.地表や土壌に浸み込んだ物質が地中を通じて地下水に移ることがあり、井戸水などの利用にも影響が及ぶ
- 3.地下水の汚染は広がりの範囲を地表から容易に確かめることができ、汚染された区域の特定は難しくない
- 4.地下水は汚染されても地中にとどまるため、人の暮らしと関わりを持つことはないと考えられている
解説
正解は2。地表に降った物質や地表から土壌に浸み込んだ物質は、地中を移動して地下水に達することがある。このため土壌の汚染と地下水の汚染は切り離せない一連の問題として扱われ、地下水が井戸水や生活用水・農業用水として利用されている地域では、人の暮らしに直接関わる問題となりうる。
1は誤り。地下水の流れは一般に河川に比べて緩やかであることが多く、汚染物質がすぐに排出されて残らないとは言えない。3は誤り。地下水は目に見えない地中を流れているため、どこまで汚染が広がっているのかを地表から確かめることは難しく、汚染範囲の把握には調査を要する。4は誤り。地下水は井戸水などの水源として利用されており、汚染が人の暮らしと無関係とは言えない。
土壌の汚染と地下水の汚染を別々のものとして覚えず、地中でつながる問題として整理しておくとよい。