【問129】eco検定 練習問題|生活排水と水質汚濁対策
地域の環境問題と化学物質 問7/22難易度A(易しい)
問題文
生活排水による水質汚濁への対策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.生活排水は流れ出る過程で自然に浄化されるため、水質汚濁の原因としては扱われていないとされる。
- 2.炊事や洗濯に伴う家庭からの排水も水質汚濁の原因となるため、下水道や浄化槽の整備が進められている。
- 3.生活排水対策とは工場や事業場からの排水規制を指す用語であり、家庭からの排水は対象に含まれない。
- 4.生活排水による汚濁は海域で生じるものとされ、河川や湖沼では問題にならないと整理されている。
解説
正解は2。家庭から出る炊事や洗濯、入浴などに伴う排水は、汚れが十分に処理されないまま流れ出ると河川や湖沼、海域の水質汚濁の原因となる。こうした生活排水による汚濁を減らすため、下水道や浄化槽の整備、家庭でできる工夫の普及といった生活排水対策が各地で進められている。
1は誤り。水域の自然の浄化作用には限りがあり、流入する汚れがそれを上回れば汚濁が進む。生活排水は水質汚濁の主要な原因の一つとされている。3は誤り。生活排水対策は家庭からの排水を主な対象とする取り組みであり、工場排水の規制とは別の枠組みである。4は誤り。生活排水による汚濁は海域に限らず、河川や湖沼など身近な水域でも生じる。
誰の排水が汚濁の原因になり得るかを踏まえ、家庭も対策の担い手であるという理解が重要である。