【問128】eco検定 練習問題|富栄養化と赤潮・アオコ
地域の環境問題と化学物質 問6/22難易度B(標準)
問題文
富栄養化とそれに伴って生じる現象に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.富栄養化とは水中の栄養塩類が乏しくなる現象を指し、生物の減少をもたらすとされている。
- 2.富栄養化が進んでも、プランクトンの増殖など生態系への影響はほとんど生じないとされている。
- 3.富栄養化で栄養塩類が過剰になるとプランクトンが増殖し、海域は赤潮、湖沼はアオコと呼ばれる。
- 4.富栄養化に伴うプランクトンの増殖のうち、湖沼で生じるものを赤潮、海域で生じるものをアオコという。
解説
正解は3。富栄養化とは、生活排水や農地からの排水などに含まれる窒素・リンといった栄養塩類が水域に過剰に流入し、蓄積していく現象を指す。栄養塩類が豊富になるとプランクトンが異常に増殖し、海域では赤潮、湖沼ではアオコと呼ばれる現象が生じることがあり、水質の悪化や生物への悪影響につながる。
1は誤り。富栄養化は栄養塩類が乏しくなる現象ではなく、逆に過剰になる現象である。2は誤り。富栄養化はプランクトンの異常増殖など生態系に大きな影響を及ぼすことが知られている。4は誤り。海域と湖沼の対応が入れ替わっている。海域で水が赤褐色に見える現象が赤潮、湖沼で水面が緑色に覆われる現象がアオコである。
海域が赤潮、湖沼がアオコという組み合わせを取り違えないよう押さえておきたい。