【問124】eco検定 練習問題|大気汚染の発生源の分け方
地域の環境問題と化学物質 問2/22難易度B(標準)
問題文
大気汚染の発生源のとらえ方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.自動車や船舶などの発生源を固定発生源、工場や事業場の発生源を移動発生源と呼び分けている。
- 2.工場や事業場のような固定発生源と、自動車や船舶のような移動発生源とに分けてとらえられる。
- 3.発生源は排出される物質の種類によって区分され、施設か車両かという観点は用いられていない。
- 4.家庭の暖房や調理に伴う排出は、大気汚染の発生源としては位置づけられないものとされている。
解説
正解は2。大気汚染の発生源は、位置が定まっているかどうかによって整理されることが多い。工場や事業場のボイラー・焼却炉のように場所が動かないものを固定発生源、自動車や船舶・航空機のように移動しながら排出するものを移動発生源と呼ぶ。両者では排出のされ方も対策の手法も異なり、固定発生源には施設ごとの規制が、移動発生源には車両の排出ガス規制や交通量の抑制といった対策が組み合わされる。
1は誤り。固定発生源と移動発生源の説明が入れ替わっている。場所が動かない施設が固定発生源、移動する車両や船舶が移動発生源である。3は誤り。排出される物質による整理も行われるが、それとは別に施設か車両かという発生源の性格による区分も広く用いられている。4は誤り。家庭での暖房や調理などに伴う排出も発生源の一つとして扱われ、都市部では無視できない要素となる。
固定と移動という区分は、どの主体にどのような対策を求めるかという議論の出発点になる。