【問123】eco検定 練習問題|公害と地球環境問題の違い
地域の環境問題と化学物質 問1/22難易度A(易しい)
問題文
公害と地球環境問題の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.公害は特定の地域で被害が現れやすいのに対し、地球環境問題は影響が国境を越えて将来世代にまで及ぶ。
- 2.公害は影響が地球規模に及ぶものを指し、地球環境問題は特定の工場周辺など限られた地域の被害を指す用語である。
- 3.公害と地球環境問題は同じ現象を指す言葉であり、時代の移り変わりに応じて呼び方が変わったものである。
- 4.公害は大気や水に関する問題を指し、地球環境問題は生物多様性の保全に関する問題を指す用語である。
解説
正解は1。公害は工場や事業場など特定の発生源の周辺で、大気汚染や水質汚濁といった形で被害が現れることが多く、比較的限られた地域の問題として扱われてきた。これに対し地球温暖化やオゾン層破壊などの地球環境問題は、影響が発生源の国にとどまらず国境を越えて広がり、現在だけでなく将来世代にも影響を及ぼしうる点に特徴がある。
2は誤り。公害と地球環境問題の説明が入れ替わっている。3は誤り。両者は空間的・時間的な広がりが異なる別の概念として整理されており、単なる呼び方の違いではない。4は誤り。公害には悪臭や土壌汚染、騒音なども含まれて大気・水にとどまらず、地球環境問題も生物多様性の保全のほか温暖化やオゾン層破壊など多様な問題を含んでおり、対象分野で線引きされる区分ではない。
両者のスケールの違いを押さえておくことが問題整理の基本となる。