【問116】eco検定 練習問題|食品リサイクル法が対象とするもの
循環型社会と廃棄物・3R 問16/22難易度B(標準)
問題文
食品リサイクル法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.家庭から出る生ごみを対象とし、市町村が回収して肥料化し農家に供給する義務を負う法律である
- 2.食品の製造・流通・外食などの事業者から出る食品廃棄物等を対象とし、発生抑制や再生利用を促す法律である
- 3.農地で発生する収穫残さを対象とし、堆肥化した上で農地へ還元する手順や責務を定める法律である
- 4.食品の輸入業者を対象とし、輸入される食品の検疫や品質表示にかかる取扱いを定める法律である
解説
正解は2。食品リサイクル法は、食品の製造・加工、卸売・小売、外食などに関わる事業者から発生する食品廃棄物等を対象とし、まず食品廃棄物そのものの発生を抑えること、そして発生した食品廃棄物等を飼料や肥料などとして再生利用することを促す法律である。1は誤り。この法律が中心に据えるのは家庭から出る生ごみではなく事業者から発生する食品廃棄物等であり、市町村に回収と肥料化を義務づける仕組みでもない。3は誤り。対象は農地の収穫残さではなく食品関連事業者から出る幅広い食品廃棄物等であり、再生利用の用途も堆肥化に限られず飼料化などを含む。4は誤り。輸入業者を対象として検疫や品質表示の取扱いを定める法律ではなく、食品関連事業者から生じる食品廃棄物等の発生抑制と再生利用を促す法律である。家庭ごみを扱う一般廃棄物の枠組みと、事業活動に伴う食品廃棄物等を扱うこの法律の違いを整理しておくと理解しやすい。