【問115】eco検定 練習問題|小型家電リサイクル法が重視する考え方
循環型社会と廃棄物・3R 問15/22難易度B(標準)
問題文
小型家電リサイクル法が回収の目的として重視している考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.使用済みの小型家電を中古品として海外に輸出し、再使用の機会を広げること
- 2.使用済みの小型家電を焼却して熱回収することを、最優先の処理方法と位置づけること
- 3.使用済みの小型家電を有害物として区分し、埋立処分に回すことを基本とすること
- 4.使用済みの小型家電に含まれる金属資源を、都市に眠る鉱山とみなして有効利用すること
解説
正解は4。小型家電リサイクル法は、携帯電話やデジタルカメラ、携帯型ゲーム機など比較的小型の電子機器に含まれる金属などの有用な資源に着目した制度である。こうした資源が製品の形で社会の中に蓄積している様子を鉱山になぞらえて「都市鉱山」と呼び、市町村などが回収した使用済み小型家電から金属を取り出して有効に利用することを目指している。1は誤り。この制度が重視するのは中古品として海外へ送り出すことではなく、国内で資源として回収し再資源化することである。2は誤り。目的は含まれる金属資源の回収であり、焼却して熱として利用することを最優先の方法と位置づける制度ではない。3は誤り。取り出せる資源を活用することが趣旨であり、有害物として区分して埋め立てることを基本とする制度ではない。限られた資源を国内で循環させる取り組みとして、回収された機器がどう扱われるのかとあわせて理解しておきたい。