【問111】eco検定 練習問題|廃棄物処理における中間処理の役割
循環型社会と廃棄物・3R 問11/22難易度B(標準)
問題文
廃棄物処理の流れにおける「中間処理」の役割に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.収集された廃棄物を、加工などを行わずそのまま埋立地に運び込む工程を指している
- 2.焼却や破砕などにより減量・減容や安定化を図り、最終処分の負担を小さくする工程である
- 3.製品の設計段階で素材の種類を減らし、分解しやすい構造にする工程を指している
- 4.家庭や事業所から廃棄物を集め、処理施設まで運搬する工程そのものを指している
解説
正解は2。廃棄物は一般に、収集運搬され、中間処理を経て、残ったものが最終処分されるという流れで扱われる。このうち中間処理は、焼却・破砕・脱水・選別などによって廃棄物の量やかさを減らし、性状を安定させたり有害性を低減したりする工程であり、あわせて資源として利用できるものを取り出す役割も担う。埋め立てる量そのものを減らすことで、最終処分場にかかる負担を小さくできる点が中間処理の意義である。1は誤り。加工を経ずそのまま埋め立てるのは中間処理を行わない場合の姿であり、中間処理の説明にはならない。3は誤り。設計段階で素材や構造を工夫する取り組みは、廃棄物の発生そのものを抑える側の工夫であり、排出された廃棄物を処理する中間処理とは段階が異なる。4は誤り。集めて運ぶ工程は収集運搬であり、中間処理はその後に行われる処理の段階を指す。廃棄物の流れをどの段階の話なのかで区別して整理しておきたい。