【問110】eco検定 練習問題|シェアリングと動脈産業・静脈産業
循環型社会と廃棄物・3R 問10/22難易度B(標準)
問題文
シェアリングやサブスクリプションのように「モノを所有せず利用する」仕組みと、循環型社会との関係、および「動脈産業」「静脈産業」の説明として最も適切なものはどれか。
- 1.シェアリングは製品の所有者数を増やして消費を促す仕組みであり、動脈産業と静脈産業は同じ産業を別の言い方で呼び分けたものである
- 2.シェアリングはモノを共有して消費を抑える仕組みであり、資源を採取し生産する産業を動脈産業、廃棄物を再資源化する産業を静脈産業と呼ぶ
- 3.シェアリングは廃棄物を再資源化する事業を指す言葉であり、廃棄物の処理を担う産業を動脈産業、製品を製造する産業を静脈産業と呼ぶ
- 4.サブスクリプションは製品を大量に生産して在庫を持つ仕組みであり、動脈産業と静脈産業はいずれも製造業の内部での分類を指す言葉である
解説
正解は2。シェアリングやサブスクリプションは、一つの製品を複数の人が共有して利用する仕組みであり、新たな製品の生産や消費を抑える効果が期待され、発生抑制につながる考え方とされる。また、天然資源を採取し製品を生産・流通させる産業を動脈産業と呼ぶのに対し、使用済み製品や廃棄物を回収・処理し再資源化する産業を静脈産業と呼び、両者は人体の血流にたとえて区別される。1はシェアリングが所有者数を増やして消費を促すとする説明であり誤りで、動脈産業と静脈産業を同じ産業の呼び分けとする点も誤り。3はシェアリングを再資源化事業に限る説明である点で誤りであり、動脈産業と静脈産業の内容を入れ替えている点も誤り。4はサブスクリプションを大量生産・在庫保有の仕組みとする説明であり、また動脈産業と静脈産業を製造業の内部の分類とする点も誤り。