【問109】eco検定 練習問題|ゼロ・エミッションの考え方
循環型社会と廃棄物・3R 問9/22難易度A(易しい)
問題文
「ゼロ・エミッション」の考え方として最も適切なものはどれか。
- 1.廃棄物の排出量にあらかじめ上限を設け、その範囲内であれば自由に処分してよいとする考え方
- 2.ある産業の廃棄物や副産物を他の産業の原材料として活用し、廃棄物の排出をなくしていく考え方
- 3.生産活動そのものを段階的に縮小することで、最終的に廃棄物の発生源をなくしていく考え方
- 4.工場から出る有害物質の排出を対象とし、一般的な廃棄物の排出は対象に含めないとする考え方
解説
正解は2。ゼロ・エミッションとは、ある産業活動から排出される廃棄物や副産物を、別の産業の原材料やエネルギー源として活用することなどにより、社会全体として廃棄物の排出をできるだけなくしていこうとする考え方である。一つの事業者の中で完結させるのではなく、複数の産業が連携して資源を循環させる発想が特徴である。1は排出量に上限を設けて範囲内の処分を認める考え方であり、排出そのものをなくそうとするゼロ・エミッションの理念とは異なる。3は生産活動の縮小を前提とする説明であり、生産活動と資源循環の両立を目指すゼロ・エミッションの考え方とは異なる。4は有害物質を対象とする説明であり、廃棄物や副産物全般を対象とするゼロ・エミッションの考え方より範囲が狭い。