【問108】eco検定 練習問題|サーマルリカバリー(熱回収)
循環型社会と廃棄物・3R 問8/22難易度C(難しい)
問題文
廃棄物処理における「サーマルリカバリー(熱回収)」の説明として最も適切なものはどれか。
- 1.廃棄物を焼却する際に発生する熱エネルギーを、発電や温水供給などの形で回収し利用すること
- 2.廃棄物を粉砕・分別したうえで、そのまま新しい製品の原材料として製造に用いること
- 3.廃棄物を化学的に分解し、もとの原材料とは別の物質に変換したうえで利用すること
- 4.廃棄物から有害物質を除去したうえで、製品としてそのままの形で再び使用すること
解説
正解は1。サーマルリカバリーとは、廃棄物を焼却する際に発生する熱エネルギーを発電や温水供給などの形で回収し、有効に利用する取り組みを指す。廃棄物を物質としてではなくエネルギーとして活用する点が特徴である。2は粉砕・分別した廃棄物を原材料として用いる説明であり、廃棄物を物として再生する取り組みの内容であって、熱として利用する取り組みではない。3は化学的な分解・変換をしたうえで利用する説明であり、これも物質としての活用にあたる。4は有害物質を除去したうえで製品をそのまま再び使う説明であり、再使用に関わる内容であって熱回収とは異なる。サーマルリカバリーは、物質として再生することが難しい廃棄物に対する取り組みとして位置づけられている。