【問78】eco検定 練習問題|コージェネレーションとヒートポンプ
気候変動とエネルギー 問26/28難易度C(難しい)
問題文
省エネルギーの手法である「コージェネレーション」と「ヒートポンプ」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.コージェネレーションは太陽光だけを用いて発電と給湯を同時に行う仕組みであり、ヒートポンプは機器の運転を止めることで熱の発生を抑える仕組みである。
- 2.コージェネレーションとヒートポンプは、いずれも燃料を燃やして発電だけを行う同一の技術を指しており、呼び方が異なるにすぎない仕組みである。
- 3.コージェネレーションは空気中などの熱を移動させて利用する仕組みであり、ヒートポンプは発電時の排熱を給湯などに活用する熱電併給の仕組みである。
- 4.コージェネレーションは発電時の排熱を給湯などに活用する熱電併給の仕組みであり、ヒートポンプは空気中などの熱を移動させて利用する仕組みである。
解説
正解は4。コージェネレーションは、発電の際に生じる排熱を給湯や冷暖房などに有効利用する熱電併給の仕組みで、電気と熱を同時に取り出すことでエネルギーの利用効率を高める。ヒートポンプは、電気を使って空気中などにある熱を集めて移動させることで、投入した電力から得られる以上の熱を冷暖房や給湯に利用できる仕組みである。
1はコージェネレーションを太陽光だけを用いる仕組みとしているが、実際には発電方式を限定するものではなく排熱の有効利用が要点であるため誤り。またヒートポンプを機器の停止による省エネとしている点も、熱を移動させて利用するという仕組みの説明になっていない。2は両者を同一の技術としているが、熱電併給と熱の移動という異なる仕組みであるため誤り。3はコージェネレーションとヒートポンプの説明を入れ替えており、排熱の利用はコージェネレーション、熱の移動はヒートポンプの特徴であるため誤り。
両者の違いを理解しておくと、建物や設備の省エネルギー化がどのような技術によって支えられているかを具体的にイメージできるようになる。