【問75】eco検定 練習問題|地熱発電と水力発電の特徴
気候変動とエネルギー 問23/28難易度B(標準)
問題文
地熱発電と水力発電の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.地熱発電は火山活動に伴う地下の熱を利用するため適地が限られ、水力発電も地形や水量に左右される。
- 2.地熱発電も水力発電も、資源や地形の制約を受けず日本全国どこにでも建設できる発電方式である。
- 3.地熱発電は河川の水量に、水力発電は火山活動の有無に、それぞれ発電量が左右される方式である。
- 4.地熱発電と水力発電は、いずれも太陽光を直接のエネルギー源として利用している発電方式である。
解説
正解は1。地熱発電は地下のマグマ由来の熱で生じた蒸気や熱水を利用する発電方式であり、火山帯に近い地域など資源が存在する場所に立地が限定される。水力発電はダムに貯めた水や河川の流れの落差を利用するため、地形や水量といった立地条件に発電量が左右される。両者とも自然の地理的条件に発電量が依存する点が特徴である。
2はどこにでも建設できるとしているが、実際にはいずれも資源や地形の制約があり、適地が限られるため誤り。3は地熱発電と水力発電を左右する要因を取り違えており、地熱発電を左右するのは火山活動由来の熱、水力発電を左右するのは河川の水量であるため誤り。4は太陽光を直接のエネルギー源としているが、地熱発電は地球内部の熱、水力発電は水の位置エネルギーを利用しており、太陽光を直接利用する方式ではないため誤り。
立地条件による制約を理解しておくと、それぞれの再生可能エネルギーがなぜ地域によって導入のしやすさが異なるのかを説明できるようになる。