【問71】eco検定 練習問題|一次エネルギーと二次エネルギー
気候変動とエネルギー 問19/28難易度A(易しい)
問題文
「一次エネルギー」と「二次エネルギー」の区別に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.自然界から得られたままの形のエネルギーを一次エネルギー、転換・加工したものを二次エネルギーという。
- 2.家庭や店舗で消費されるエネルギーを一次エネルギーといい、工場で消費されるものを二次エネルギーという。
- 3.再生可能エネルギーを一次エネルギーといい、化石燃料を二次エネルギーとする、資源の種類による区分である。
- 4.発電所で作られたエネルギーを一次エネルギーといい、送配電の段階にあるものを二次エネルギーという。
解説
正解は1。石炭・原油・天然ガス・太陽光・水力といった、自然界に存在する状態のままのエネルギー資源を一次エネルギーと呼ぶ。これらは多くの場合そのままでは使いにくいため、発電や精製などの転換・加工を経て、電気やガソリン、都市ガスといった扱いやすい形に変えられる。こうして作られたものが二次エネルギーである。
2は消費される場所によって一次・二次を分けているが、この区分は消費場所ではなく、エネルギーの形態が自然のままか加工されたものかによって決まるため誤り。3は再生可能エネルギーと化石燃料という資源の種類による区分としているが、両者とも自然から得られたままの形であれば一次エネルギーに含まれるため誤り。4は発電所の前後という段階で区分しているが、電気は発電という転換を経た時点ですでに二次エネルギーであり、その後の送配電の段階で一次と二次が分かれるわけではないため誤り。
一次と二次の違いを理解すると、電気を作るためにどれだけの資源が転換の過程で使われているかを意識でき、省エネルギーの意義を考えるうえでの基礎になる。