【問70】eco検定 練習問題|直接排出と間接排出という捉え方
気候変動とエネルギー 問18/28難易度A(易しい)
問題文
温室効果ガスの排出量を「直接排出」と「間接排出」に分けて捉える考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.直接排出は自らの燃料の燃焼などに伴う量を指し、間接排出は購入した電気や熱の使用に伴う量を指す。
- 2.直接排出は輸入した製品の生産に伴って生じる量を指し、間接排出は輸出した製品の生産に伴う量を指す。
- 3.直接排出は途上国において生じる排出量を指し、間接排出は先進国において生じる排出量を指す。
- 4.直接排出は家庭部門において生じる排出量を指し、間接排出は産業部門において生じる排出量を指す。
解説
正解は1。温室効果ガスの排出量は、燃料の燃焼など自らの活動によって直接排出される「直接排出」と、他者から供給された電気や熱を使用することに伴って発生する「間接排出」とに分けて捉えることができる。この捉え方は、ある主体の活動が最終的にどれだけの排出につながっているかを把握するうえで用いられる。2は、輸入・輸出という貿易に関する区分であり、直接・間接という排出源の違いを説明したものではない。3は、途上国・先進国という国の区分であり、排出源の性質の違いを説明したものではない。4は、家庭部門・産業部門という排出主体の分野の区分であり、直接・間接という排出の捉え方とは異なる観点である。電気を使うこと自体は現場での燃焼を伴わなくても、発電の過程で排出が生じているという間接排出の考え方を押さえておくと、身の回りの排出量を多面的に捉えられるようになる。