【問69】eco検定 練習問題|カーボンフットプリントとカーボン・オフセットの違い
気候変動とエネルギー 問17/28難易度C(難しい)
問題文
「カーボンフットプリント」と「カーボン・オフセット」という2つの考え方の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.カーボンフットプリントは排出量を削減活動によって埋め合わせる仕組みであり、カーボン・オフセットは排出量を表示する仕組みである。
- 2.カーボンフットプリントは商品やサービスの排出量を表示する考え方であり、カーボン・オフセットはそれを削減活動で埋め合わせる考え方である。
- 3.カーボンフットプリントとカーボン・オフセットは、いずれも排出量取引において排出枠の量を表すために国際的に共通して用いられる単位の名称である。
- 4.カーボンフットプリントは企業の温室効果ガス排出量に課される税の名称であり、カーボン・オフセットはその税の減免措置の名称である。
解説
正解は2。カーボンフットプリントは、商品やサービスが原材料の調達から廃棄に至るまでの過程で排出する温室効果ガスの量を算出し、表示する考え方である。一方、カーボン・オフセットは、削減しきれない排出量を、他の場所での削減活動や吸収活動への投資などによって埋め合わせる考え方であり、両者は排出量を「見える化」する仕組みと、それを「埋め合わせる」仕組みという異なる役割を持つ。1は、両者の役割を入れ替えており誤り。3は、いずれも排出量取引の排出枠の単位を表す用語ではなく誤り。4は、いずれも税や減免措置の名称ではなく誤り。この2つの考え方は混同されやすいため、「表示」のフットプリントと「埋め合わせ」のオフセットという役割の違いで整理しておくとよい。