【問67】eco検定 練習問題|カーボンニュートラルという考え方
気候変動とエネルギー 問15/28難易度B(標準)
問題文
「カーボンニュートラル」という考え方の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.温室効果ガスの排出そのものを完全に停止し、いかなる排出も認めないという考え方。
- 2.温室効果ガスの排出量を、過去のある年の水準まで段階的に引き下げるという考え方。
- 3.温室効果ガスの排出量から、森林などの吸収量を差し引いて実質的にゼロにする考え方。
- 4.温室効果ガスの排出量を金銭に換算し、排出した分だけ税として国に納めるという考え方。
解説
正解は3。カーボンニュートラルとは、活動に伴って排出される温室効果ガスの量と、森林などによって吸収される量とを差し引きし、実質的な排出量をゼロにするという考え方である。1は、排出そのものをゼロにするという意味に限定しており、吸収量との差し引きという考え方を欠いているため誤り。2は、過去のある年の水準を基準とする削減の考え方であり、吸収量との相殺というカーボンニュートラルの本質的な要素が含まれていない。4は、排出量に応じて税を課す仕組みであり、これは炭素税というカーボンプライシングの一手法についての説明であって、カーボンニュートラルの説明ではない。排出そのものをゼロにすることと、吸収量との差し引きでゼロを目指すことの違いを区別しておくと、報道や企業の取り組みの説明を正確に読み解ける。