【問64】eco検定 練習問題|京都メカニズムを構成する3つの仕組み
気候変動とエネルギー 問12/28難易度B(標準)
問題文
京都議定書において、先進国が削減目標を達成するための柔軟な手段として設けられた「京都メカニズム」を構成する仕組みの組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- 1.排出量取引、環境影響評価(アセスメント)、生物多様性オフセット
- 2.炭素税、グリーン購入、環境マネジメントシステム(EMS)
- 3.クリーン開発メカニズム(CDM)、共同実施(JI)、カーボン・オフセット
- 4.排出量取引、クリーン開発メカニズム(CDM)、共同実施(JI)
解説
正解は4。京都メカニズムは、先進国同士や先進国と途上国の間で削減量や排出枠をやり取りすることで目標達成を柔軟にする仕組みであり、排出量取引・クリーン開発メカニズム(CDM)・共同実施(JI)の3つから構成される。1は、環境影響評価や生物多様性オフセットという、気候変動の枠組みとは異なる分野の制度を混ぜており誤り。2は、炭素税・グリーン購入・環境マネジメントシステムのいずれも国内で用いられる制度や取り組みであり、京都議定書に定められた京都メカニズムの構成要素ではない。3は、カーボン・オフセットは京都メカニズムを構成する制度として定められておらず、CDMとJIのみが該当する。3つの仕組みの名称と、排出量取引以外の2つが先進国と途上国、または先進国同士の共同プロジェクトを通じた削減量の獲得手段であることをセットで覚えておくと整理しやすい。