【問61】eco検定 練習問題|気候変動枠組条約とCOPの関係
気候変動とエネルギー 問9/28難易度B(標準)
問題文
気候変動枠組条約とその締約国会議(COP)の関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.COPとは、気候変動枠組条約に加盟していない国も含めた世界のすべての国が参加する会議であり、条約とは独立して運営されている。
- 2.気候変動枠組条約は1992年に採択された条約で、COPはその締約国が地球温暖化対策を協議するために開催する会議である。
- 3.気候変動枠組条約は京都議定書の実施状況を監視するために設けられた常設の事務局組織であり、COPはその略称である。
- 4.COPは気候変動枠組条約の採択に向けた各国の準備交渉の場であり、条約が採択された1992年以降は開催されていない。
解説
正解は2。気候変動枠組条約(UNFCCC)は1992年に採択された国際条約であり、COP(締約国会議)はこの条約に加盟する国々が地球温暖化対策の進め方を継続的に協議するために開催する会議である。1は、COPはConference of the Parties=締約国会議の略で、その名のとおり条約に加盟した国(締約国)による会議である。加盟していない国も含めた全世界の国の会議ではなく、条約と独立して運営されているわけでもない。3は、条約とCOPの関係を逆転させた誤りで、COPは常設の事務局組織ではなく会議体である。4は、COPは条約採択後も継続的に開催されており、1992年以降開催されていないという説明も誤り。国際交渉のニュースでCOPという語に出会った際、それが気候変動枠組条約の締約国会議を指すと理解しておくと、報道の文脈を正しく追える。