【問60】eco検定 練習問題|ヒートアイランド現象と地球温暖化の違い
気候変動とエネルギー 問8/28難易度B(標準)
問題文
ヒートアイランド現象と地球温暖化の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.ヒートアイランド現象と地球温暖化は同じ原因によって生じる、同一の現象を指す言葉とされている
- 2.ヒートアイランド現象は海洋上で生じる現象であり、地球温暖化は陸上でのみ生じる現象とされている
- 3.ヒートアイランド現象は地球温暖化が進んだ結果として地球全体に広がる現象と位置づけられている
- 4.ヒートアイランド現象は都市部で生じる局地的な気温上昇、地球温暖化は地球規模の気温上昇を指す
解説
正解は4。ヒートアイランド現象は、都市部でアスファルトやコンクリートが日射熱を蓄えたり、エアコンなどの排熱が増えたり、緑地や水面が減少して蒸発による冷却が働きにくくなったりすることで、周辺地域よりも気温が高くなる局地的な現象である。これに対し地球温暖化は、温室効果ガスの増加によって地球全体の平均気温が長期的に上昇していく現象であり、対象とする範囲も原因も異なる。
1は誤り。両者は関連しうるものの、都市の地表面や排熱に由来する局地的な現象と、温室効果ガスの増加による地球規模の現象という、異なる原因によって生じるものである。2は誤り。ヒートアイランド現象は海洋ではなく都市部の陸域で生じる現象である。3は誤り。ヒートアイランド現象は地球全体に広がる現象ではなく、都市とその周辺に限られた局地的な現象である。
「都市特有の局地的な現象」と「地球規模で進む長期的な現象」という規模の違いを整理しておくと、両者を混同せずに済む。