【問51】eco検定 練習問題|宇宙船地球号という考え方
いま地球で起きていること 問13/23難易度B(標準)
問題文
「宇宙船地球号」という考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.地球を宇宙船にたとえ、資源やエネルギーは外部から無尽蔵に補充できるとする考え方
- 2.地球を資源が限られた閉じた船にたとえ、有限性や廃棄物処理の限界を意識すべきとする考え方
- 3.各国が自国の資源を優先して囲い込み、他国との共有を制限すべきだとする考え方
- 4.温室効果ガスの排出量を国ごとに割り当て、人工衛星で常時監視する国際的な仕組み
解説
正解は2。「宇宙船地球号」は、地球を、外部からの補給がほとんど期待できない閉じた宇宙船にたとえる考え方である。船内の資源や廃棄物を処理する能力には限りがあり、乗組員である人類全体がその有限性を自覚し、限られた資源を大切に使い、廃棄物の処理能力を超えないよう行動する必要があるという発想を示している。
1は誤り。宇宙船地球号の考え方は、外部から無尽蔵に補充できるという楽観論ではなく、むしろ地球が閉じた系であり資源や処理能力に限りがあることを強調するものである。3は誤り。資源を各国が囲い込み共有を制限すべきだとする主張ではなく、乗組員全体で限られた資源を分かち合う視点を促すものである。4は誤り。人工衛星による監視の仕組みを指す言葉ではない。
この考え方を踏まえると、日々の資源やエネルギーの使い方を「限りある船内でのやりくり」として捉え直すきっかけになる。