【問49】eco検定 練習問題|地球への負荷を測る考え方
いま地球で起きていること 問11/23難易度A(易しい)
問題文
エコロジカル・フットプリントの考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.商品やサービスのライフサイクル全体で排出される温室効果ガスを、二酸化炭素の量に換算して表示するしくみである。
- 2.生態系が人間にもたらす恵みの価値を貨幣に換算し、国の経済統計に組み入れることを目的とした会計手法である。
- 3.各国の森林や農地の面積を合計し、国土に占める緑地の割合を国際的に比較するための統計指標である。
- 4.人間の生活や経済活動を支えるのに必要な土地や水域の面積に換算し、地球の生物生産力と比較する考え方である。
解説
正解は4。エコロジカル・フットプリントは、人間の暮らしや経済活動を支えるために、どれだけの面積の土地や水域が必要になるかを見積もり、それを地球が実際に供給できる生態系の容量(生物生産力)と比べる考え方である。必要な面積が供給できる容量を上回っていれば、人間活動が地球の再生能力を超えて資源を使っていることになる、という形で負荷の大きさを直感的にとらえられる点に特徴がある。
1は誤り。これは製品やサービスの温室効果ガス排出量を二酸化炭素に換算して示すカーボンフットプリントの説明であり、面積という単位で負荷をとらえるエコロジカル・フットプリントとは別の考え方である。2は誤り。生態系の恵みを貨幣価値に換算しようとする試みは別に存在するが、エコロジカル・フットプリントは金額ではなく面積で表される。3は誤り。緑地面積そのものを集計する統計指標ではない。
「負荷を面積で表し、地球の供給力と比べる」という骨格を押さえておけば、カーボンフットプリントなど単位の異なる指標と混同せずに済む。