【問46】eco検定 練習問題|資源・エネルギーの偏り
いま地球で起きていること 問8/23難易度A(易しい)
問題文
化石燃料や鉱物資源の有限性と偏在に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.鉱物資源は採掘後も地殻内で短期間のうちに生成が進むため、再生可能資源に分類されている。
- 2.化石燃料や鉱物資源の賦存量は地域によって大きく偏っており、安定した供給の確保が国家間の課題となっている。
- 3.石油や天然ガスは世界各地にほぼ均等に分布しており、産出量の多い地域と少ない地域の差はごくわずかである。
- 4.レアメタルは世界の多くの国で広く産出されるため、供給が特定の産出国の事情に左右されにくい資源とされている。
解説
正解は2。石油・天然ガスなどの化石燃料や各種の鉱物資源は有限であり、その賦存量には地域による大きな偏りがある。このため、資源を産出する国と輸入に頼る国との関係や、供給を安定的に確保できるかどうかが、エネルギー安全保障をめぐる重要な課題となっている。
1は誤り。鉱物資源が地殻内で生成されるには極めて長い時間を要するため、消費すれば減少する枯渇性の資源として扱われる。3は誤り。化石燃料の賦存は産出地域による偏りが大きく、均等に分布しているとはいえない。4は誤り。レアメタルはむしろ産出国が特定の国・地域に偏っている代表例であり、供給が産出国の政策や情勢に左右されやすい資源とされている。
資源の偏在という視点は、貿易構造や国際関係を読み解く土台になる。産出が偏るほど供給リスクが高まり、代替材料の開発や使用済み製品からの回収が重視される、という流れで押さえておくとよい。