【問41】eco検定 練習問題|世界の食料事情
いま地球で起きていること 問3/23難易度B(標準)
問題文
世界全体で見た食料の生産と分配に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.世界の食料生産量は必要量を大きく下回っており、生産量を増やしさえすれば飢餓は解消されるとされている。
- 2.飢餓に苦しむ人々と、飽食や食品廃棄が問題となる人々とが同時に存在し、食料の偏った分配が課題となっている。
- 3.飢餓は開発途上国だけ、飽食は先進国だけに見られる現象であり、同じ国の中に両方が併存することはない。
- 4.世界の飢餓は自然災害による一時的な減産が主な原因であり、購買力や流通の格差はほとんど影響していないとされている。
解説
正解は2。世界には栄養不足で飢餓に苦しむ人々がいる一方で、食べ過ぎや食品の大量廃棄が問題となる国・地域も存在し、両者が同時に併存している。この背景には、食料の生産量そのものというより、生産・流通・分配の仕組みや購買力の格差があるとされる。
1は誤り。世界の食料問題は生産量の絶対的な不足というより、分配の偏りが大きな要因とされており、生産量を増やすだけでは解消しないと考えられている。3は誤り。飢餓と飽食は先進国・途上国という単純な二分では説明できず、同じ国の中に両方の状況が存在する場合もある。4は誤り。自然災害による減産も要因の一つではあるが、飢餓の背景には購買力や流通・分配の格差といった構造的な要因が大きいとされている。
この論点は、食料自給率や食品ロス対策を考える前提として押さえておくと、他の関連分野の理解にもつながる。