【問40】eco検定 練習問題|都市化の進行と環境問題
いま地球で起きていること 問2/23難易度C(難しい)
問題文
都市化の進行と環境問題との関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.都市化が進むと人口や産業が周辺地域へ分散していくため、都市部にかかる環境負荷は軽減される傾向がある
- 2.人口や産業活動が特定の地域に集中することで、大気汚染や廃棄物の増加といった環境問題が生じやすくなる
- 3.都市化は既存の市街地の内部でのみ進む現象であるため、周辺の緑地や農地の改変を伴わずに進行するとされる
- 4.都市化に伴って地表面が舗装されると、雨水が地下へ浸透しやすくなるため、都市部の浸水被害は起こりにくくなる
解説
正解は2。都市化とは、人口や産業活動が特定の地域に集中していく現象であり、これに伴って大気汚染や廃棄物の増加、地表がコンクリートやアスファルトで覆われることによる地域の気温上昇など、都市特有の環境問題が生じやすくなる。
1は誤り。都市化は人口や産業が周辺へ分散していく現象ではなく、特定の地域へ集中していく現象であるため、分散を理由に都市部の環境負荷が軽くなるという記述は都市化の性質と逆である。3は誤り。都市化の過程では宅地や道路の造成に伴って周辺の緑地や農地が市街地へ転換されることが多く、既存の市街地の内部だけで進むとはいえない。4は誤り。地表面がコンクリートやアスファルトで覆われると雨水は地下へ浸透しにくくなり、短時間に下水道や河川へ流れ込むため、都市部ではむしろ浸水被害が起こりやすくなる。
都市化が人口・産業の集中という形で地域の環境に特有の負荷をもたらす仕組みを理解しておくことが重要である。