【問24】eco検定 練習問題|地球上の水の内訳
地球の基礎知識と生態系 問4/27難易度C(難しい)
問題文
地球上に存在する水の内訳に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.地球上に存在する水のほとんどは河川水や湖沼水などの淡水であり、海に存在する水が占める割合は限られている。
- 2.地球上に存在する水は淡水と海水がおおむね同じ程度の割合を占めており、両者の量に大きな差はない。
- 3.地球上に存在する水の大部分は海水であり、淡水はごくわずかで、しかもその多くは氷河や氷床として存在している。
- 4.地球上に存在する淡水は、その大半が河川水や湖沼水として地表を流れており、氷河や地下水の占める割合はわずかである。
解説
正解は3。地球は表面の多くを水に覆われているが、そのほとんどは海に存在する水であり、河川・湖沼・地下水などの淡水は地球上の水全体からみればごくわずかな割合にとどまる。しかも、その限られた淡水の多くは南極やグリーンランドの氷床、山岳の氷河といったかたちで存在しているため、人が飲用や農業・工業に容易に利用できる水はさらに限られる。
1は淡水を大部分としており実態と逆で、地球上の水の圧倒的多数は海水である。2は淡水と海水がおおむね同程度としているが、両者の量には桁違いの差があり、そのような均衡は存在しない。4は淡水の内訳を取り違えている。淡水の大半を占めるのは氷河・氷床であり、次いで地下水が多く、河川水や湖沼水として地表にある水は淡水のなかでもごく一部にすぎない。
利用できる水がこれほど限られているという事実は、水不足や水質汚濁が世界の各地で深刻な課題となっている背景を理解するうえで欠かせない視点である。