【問23】eco検定 練習問題|水の循環のしくみ
地球の基礎知識と生態系 問3/27難易度B(標準)
問題文
地球における水の循環に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.海洋や陸地から蒸発した水は大気中で雲となり、雨や雪として降り、河川や地下水を通じて海へ戻る。
- 2.水の循環は海洋とその上空の大気との間だけで完結しており、陸地に降った水はこの循環に関与しない。
- 3.地表に降った雨水は途中で蒸発することなく、そのすべてが河川水となってそのまま海へ流れ込む。
- 4.水の循環を引き起こす主な熱源は地熱であり、太陽エネルギーが蒸発に果たす役割はごくわずかである。
解説
正解は1。地球上の水は太陽エネルギーによって海洋や陸地から蒸発し、水蒸気として大気中を移動したのち雲を形成し、雨や雪となって再び地表に降る。地表に降った水は河川水や地下水として流れ、最終的に海へと戻るという一連の循環を繰り返している。
2は陸地の水が循環に関与しないとする点が誤りで、蒸発・降水・河川流出などを通じて陸地も循環の重要な一部を担っている。3は雨水がすべて蒸発せずに河川水となるとしているが、実際には降った雨水の一部は地表や植物の表面から再び蒸発したり、地中に浸透したりしており、単純にすべてが河川へ流れ込むわけではない。4は主な熱源を地熱としている点が誤りで、海洋や陸地からの水の蒸発を引き起こす主要な熱源は太陽エネルギーである。
水循環のしくみを理解すると、森林の保水機能や渇水・洪水といった身近な水にまつわる問題の背景を捉えやすくなる。