【問22】eco検定 練習問題|大気圏の垂直構造
地球の基礎知識と生態系 問2/27難易度A(易しい)
問題文
地球の大気圏の層構造に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.オゾン層は大気圏の最も外側にあたる熱圏に存在し、宇宙から届く紫外線や粒子を吸収している。
- 2.対流圏は上空に行くほど気温が上昇する層であり、雲の発生などの気象現象はほとんど生じない。
- 3.中間圏は大気圏のうち地表に最も近い層であり、雲の発生や降水などの気象現象が活発に起こる。
- 4.大気は地表に近い方から対流圏・成層圏・中間圏・熱圏の順に重なり、成層圏にオゾン層がある。
解説
正解は4。地球の大気圏は地表に近い側から対流圏・成層圏・中間圏・熱圏の順に重なっており、地表から十数kmより上空に広がる成層圏にはオゾン層が存在し、太陽からの紫外線の多くを吸収している。
1はオゾン層の所在を熱圏としている点が誤りで、オゾン層があるのは成層圏である。2は対流圏の気温変化を逆に述べているうえ、気象現象がほとんど生じないとしている点も誤りで、対流圏は実際には上空に行くほど気温が低下する層であり、雲や降雨などの気象現象の大部分はここで生じる。3は対流圏の特徴を中間圏の説明として述べており誤りで、地表に最も近い層は対流圏であって中間圏ではない。
大気圏の層構造とオゾン層の位置を正しく押さえておくことは、オゾン層破壊とその保護に関する国際的な取り組みを理解するうえでの前提知識となる。