【問20】eco検定 練習問題|SDGsの前身にあたる目標
持続可能な社会と環境問題の歴史 問20/20難易度A(易しい)
問題文
SDGs(持続可能な開発目標)の前身にあたる目標に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.2000年の国連ミレニアム宣言をもとに設定されたミレニアム開発目標(MDGs)であり、後にSDGsに引き継がれた
- 2.1992年の地球サミットで採択されたアジェンダ21であり、環境分野に限定した行動計画としてSDGsに引き継がれた
- 3.1987年のブルントラント委員会報告で示された行動目標であり、これが具体的な数値目標としてSDGsに直接引き継がれた
- 4.2002年のヨハネスブルグサミットで採択された実施計画であり、貧困削減の数値目標を初めて設定したものである
解説
正解は1。SDGsの前身にあたるのは、2000年の国連ミレニアム宣言をもとに設定されたミレニアム開発目標(MDGs)である。MDGsは2015年を達成期限として貧困削減や保健、教育などの分野で目標を掲げて取り組みが進められ、その達成期限を迎えたことを受けて、2015年に後継としてSDGsが採択された。
2は誤り。アジェンダ21は1992年の地球サミットで採択された行動計画であり、環境分野に限定されない広範な内容を含むが、MDGsのような具体的な目標体系としてSDGsに直接引き継がれたものではない。3は誤り。ブルントラント委員会報告は「持続可能な開発」という概念を示した報告書であり、具体的な数値目標を掲げたものではなく、SDGsに数値目標として直接引き継がれた関係にはない。4は誤り。ヨハネスブルグサミットは1992年の地球サミット以降の合意事項の実施状況を検証する会議であり、貧困削減の数値目標を初めて設定した会議ではない。
MDGsからSDGsへという流れは、貧困や保健など特定の課題に絞った目標から、環境・経済・社会を幅広く統合した17のゴールへと発展した経緯として理解しておくと、持続可能な開発の歴史全体の流れがつながりやすくなる。