【問178】知的財産管理技能検定3級 練習問題|ライセンスビジネス
知財実務 問18/40難易度C(難しい)
問題文
キャラクタービジネスを展開するFF社は、自社キャラクター「トリスケ」の商品化ライセンスについてGG社と契約しようとしている。この契約で定めるべき事項について、最も適切でない選択肢はどれか。
- 1.商品化できる商品カテゴリーや商品の品質基準を定める。
- 2.商品のデザイン承認プロセスや販売地域・販売期間を定める。
- 3.ライセンシーGG社の経営方針や人事制度を定める。
解説
正解
正解は選択肢3です(最も適切でない選択肢)。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅正解(適切)
商品カテゴリーの限定や品質基準の設定は、キャラクターの価値維持のため不可欠です。
選択肢2 → ✅正解(適切)
デザイン承認プロセスや販売条件はブランド管理の観点から重要な契約事項です。
選択肢3 → ❌誤り(不適切)
ライセンシーの経営方針や人事制度はライセンス契約の対象外であり、独占禁止法違反の恐れもあります。
背景知識
キャラクターライセンスビジネスは日本の重要な知財活用分野です。契約で定める主な事項には(1)ライセンス対象キャラクターの特定、(2)商品カテゴリー(玩具、食品、アパレル等)、(3)販売地域・販売期間、(4)最低保証金・ロイヤルティ率、(5)サンプル承認プロセス、(6)品質管理・商標表示方法、(7)在庫処分方法、(8)監査権などがあります。ライセンサーはキャラクターのイメージとブランド価値を守るため、細かな品質管理を行います。ライセンシー側も販売実績を確保することが求められます。独占禁止法との関係で、競争制限的な条項には注意が必要です。
学習アドバイス
キャラクターライセンスはメディアミックス展開の基本形態です。契約事項の概要を押さえましょう。
まとめ
- 商品カテゴリーと品質基準が基本
- 販売地域・期間と承認プロセスも重要
- ライセンシー経営への介入は不可