【問185】ビジネスマネジャー検定 練習問題|ヒューマンエラーへの向き合い方
業務・組織・事故災害のリスクマネジメント 問1/16難易度A(易しい)
問題文
職場におけるヒューマンエラーへの向き合い方として、最も適切なものはどれか。
- 1.人は注意していれば誤らないという前提に立ち、注意喚起を徹底することを対策の中心に据える。
- 2.人は誤ることがあるという前提に立ち、誤りが生じても重大な結果につながりにくい仕組みをあわせて整える。
- 3.エラーの原因は個人の資質によるところが大きいため、担当者の入れ替えを主な対策とする。
- 4.エラーが起きた作業については、以後同じ担当者に任せず、都度別の担当者に割り振ることを基本とする。
解説
正解は選択肢2。ヒューマンエラーへの向き合い方としては、人は誰でも誤ることがあるという前提に立ち、注意力だけに頼るのではなく、誤りが生じても重大な結果につながりにくいように仕組みの面から備えておくことが基本となる。選択肢1は、注意していれば誤らないという前提そのものが現実的でなく、注意喚起のみに頼る対策では限界がある。選択肢3は、エラーの原因を個人の資質に帰着させており、作業の仕組みや環境に潜む要因を見落としている。選択肢4は、担当者を都度入れ替えることを基本としているが、これはエラーの再発を防ぐ仕組みそのものにはなっておらず、根本的な対策とはいえない。人は誤りうるという前提に立ったうえで、誤りを未然に防ぐ、あるいは誤りが起きても被害を最小限にとどめる仕組みを整えることが、マネジャーが職場のリスクを管理するうえで重要な視点となる。