【問182】ビジネスマネジャー検定 練習問題|メンタルヘルス対策における予防の段階
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問20/22難易度B(標準)
問題文
職場のメンタルヘルス対策を「一次予防」「二次予防」「三次予防」に整理する考え方の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.一次予防は、心身の不調に陥った従業員の職場復帰を支援する段階を指す。
- 2.二次予防は、不調の兆候を早期に把握し、適切に対応する段階を指す。
- 3.三次予防は、職場環境の改善などにより不調を未然に防ぐ段階を指す。
- 4.これらの区分は、不調が生じた後の対応のみを対象とする考え方である。
解説
正解は選択肢2。職場のメンタルヘルス対策は、段階に応じて三つに整理して考えられることが多い。一次予防は、職場環境の改善や教育研修などを通じて不調そのものを未然に防ぐ段階、二次予防は、不調の兆候を早期に把握して適切に対応する段階、三次予防は、不調により休職した従業員の職場復帰を支援し再発を防ぐ段階である。選択肢1は、一次予防の説明として職場復帰の支援を挙げているが、これは三次予防に位置づけられる内容である。選択肢3は、三次予防の説明として職場環境の改善による未然防止を挙げているが、これは一次予防に位置づけられる内容であり、二つの段階の説明が入れ替わっている。選択肢4は、これらの区分を不調が生じた後の対応に限定しているが、未然防止の取り組みも含めて段階的に整理する考え方であるため適切でない。マネジャーとしては、不調者への対応だけでなく、日頃の業務配分や職場の雰囲気づくりといった未然防止の取り組みも自らの役割に含まれることを意識しておきたい。