【問180】ビジネスマネジャー検定 練習問題|ハラスメント相談を受けた際の初動
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問18/22難易度A(易しい)
問題文
部下からハラスメントに関する相談を受けた際のマネジャーの初動対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.相談を受けた時点でマネジャー自身が事実の有無を断定し、その場で結論を相談者に伝える。
- 2.相談者本人から強い要望がない限り、社内の相談窓口にはつなげず、自分の判断だけで処理する。
- 3.相談内容をその場で否定せず、まずは部下の話を丁寧に聴き、必要に応じて社内の相談窓口につなぐ。
- 4.相談内容を職場の他のメンバーにも広く伝え、周囲の意見を集めてから対応の方針を検討する。
解説
正解は選択肢3。ハラスメントに関する相談を受けたマネジャーは、相談内容をその場で否定せず、まずは部下の話を丁寧に聴いたうえで、必要に応じて社内の相談窓口につなぐという初動が求められる。選択肢1は、マネジャー自身がその場で事実の有無を断定し結論を伝えるとする点が誤りで、限られた情報の段階で性急に判断を下すことは適切な対応とはいえない。選択肢2は、社内の相談窓口につなげず自分の判断だけで処理するとする点が誤りで、対応の範囲を超える事柄については窓口につなぐ姿勢が必要である。選択肢4は、相談内容を職場の他のメンバーに広く伝えて意見を集めるとする点が誤りで、相談者のプライバシーに関わる内容を無断で広めることは秘密保持の観点から適切ではない。まず聴く、勝手に判断しない、秘密を守る、窓口につなぐという初動の型を押さえておくことが実務上重要になる。