【問175】ビジネスマネジャー検定 練習問題|年次有給休暇とマネジャーの姿勢
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問13/22難易度C(難しい)
問題文
部下の年次有給休暇の取得に対してマネジャーが取るべき姿勢に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.年次有給休暇は認められた権利であることを踏まえ、部下が取得しやすい職場の雰囲気づくりに努める。
- 2.年次有給休暇の取得理由を申告させ、業務上の必要性が乏しいと判断した場合は取得を認めない。
- 3.繁忙期には、業務の調整を検討することなく部下からの申請を拒否するのが適切な対応である。
- 4.年次有給休暇の取得は個人の判断によるものなので、職場全体の取得状況の把握はマネジャーの役割ではない。
解説
正解は選択肢1。年次有給休暇は従業員に認められた権利であり、マネジャーはこれを踏まえて、部下が取得しやすい職場の雰囲気づくりに努めることが求められる。選択肢2は、取得理由の必要性を判断して取得の可否を決めるとする点が誤りで、取得の可否を理由の妥当性で選別する発想は権利の性質になじまない。選択肢3は、業務の調整を検討することなく申請を拒否するのが適切とする点が誤りで、業務の都合を踏まえて時季を相談することはあっても、一方的な拒否は適切ではない。選択肢4は、職場全体の取得状況の把握はマネジャーの役割ではないとする点が誤りで、チーム全体の業務運営や部下の心身の状態を踏まえるうえで、取得状況の把握はマネジャーの役割の一つである。日頃からの声かけと業務調整が、取得しやすい職場づくりの土台となる。