【問173】ビジネスマネジャー検定 練習問題|時間外労働の手続き
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問11/22難易度A(易しい)
問題文
従業員に法定労働時間を超えて時間外労働をさせる場合の手続きに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.マネジャーの業務命令さえあれば、労使間の取り決めがなくても時間外労働をさせることができる。
- 2.時間外労働は、正社員であれば労使間の取り決めを結ばなくても自由に命じることができる。
- 3.時間外労働をさせるには、あらかじめ労使間で協定を結び、所定の手続きを経ておく必要がある。
- 4.時間外労働に関する労使間の協定は、一度結べば内容を見直すことなく用い続けてよいものである。
解説
正解は選択肢3。法定労働時間を超えて時間外労働をさせるには、あらかじめ労使間で協定を結び、所定の手続きを経ておくことが必要となる。選択肢1は、現場のマネジャーの業務命令だけで足りるとする点が誤りで、労使間の取り決めという前提を欠いている。選択肢2も同様に、雇用形態が正社員であることを理由に取り決めなしで時間外労働を命じられるとする点が誤りであり、雇用形態にかかわらず所定の手続きが前提となる。選択肢4は、一度結んだ協定を内容の見直しなく用い続けてよいとする点が誤りで、職場の実情に合わせて適切に運用・確認していく必要がある。マネジャーは、部下に時間外労働を求める際にこうした前提となる手続きが整っているかを踏まえたうえで、業務の指示を行うことが求められる。