【問172】ビジネスマネジャー検定 練習問題|労働時間管理とマネジャーの心構え
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問10/22難易度B(標準)
問題文
マネジャーが部下の労働時間を管理するうえでの基本的な姿勢に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.部下の始業・終業時刻などの労働時間の状況を客観的に把握し、実態に即して管理することが求められる。
- 2.部下が自己申告した労働時間をそのまま受け入れ、実態と照らし合わせて確認する必要はない。
- 3.労働時間の把握は人事部門だけの役割であり、現場のマネジャーが関与する必要はない。
- 4.パソコンの使用記録など客観的な資料は、労働時間の管理には活用できないものである。
解説
正解は選択肢1。労働時間の状況は自己申告のみに頼るのではなく、始業・終業時刻などを客観的に把握し、実態に即して管理することがマネジャーに求められる。選択肢2は、自己申告を無条件に受け入れ、実態との照合を行わない姿勢であり、申告と実際の勤務状況がずれる可能性を見落としている。選択肢3は、労働時間の把握が人事部門だけの役割であるとする点が誤りで、日々の勤務状況を直接目にする現場のマネジャーの関与が欠かせない。選択肢4は、パソコンの使用記録などの客観的な資料を活用できないとする点が誤りで、こうした記録は自己申告を補完する材料として有用である。実態を伴わない労働時間管理は、部下の心身の負担を見逃す原因となりかねず、マネジャーの日常的な観察と確認が重要になる。