【問170】ビジネスマネジャー検定 練習問題|CSR(企業の社会的責任)の考え方
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問8/22難易度C(難しい)
問題文
CSR(企業の社会的責任)の考え方に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.企業が事業活動を通じて利益を追求するだけでなく、社会の一員として果たすべき責任を自覚し、行動することを指す考え方である
- 2.CSRとは、利益の一部を寄付や地域貢献に充てるという、本業とは別に行われる活動を指す考え方である
- 3.CSRは株式を公開している大企業が対象となる考え方であり、非上場企業や中小企業にはあてはまらないとされる
- 4.CSRは広報部門が担当する対外的なイメージ戦略として位置づけられ、日々の事業活動とは切り離して考えるものである
解説
正解は選択肢1。CSRは、企業が利益を追求する活動主体であると同時に、社会を構成する一員として、従業員や取引先、地域社会、環境などに対して果たすべき責任を自覚し、日々の事業活動の中で行動していくという考え方である。特別な社会貢献活動だけを指すのではなく、本業のあり方そのものに関わる。選択肢2は、本業とは別に行われる寄付や地域貢献に限定しており、事業活動全体を通じた責任の果たし方という視点が抜けている。選択肢3は、大企業だけを対象としているが、規模の大小にかかわらず、事業を営むすべての企業に社会的責任は伴う。選択肢4は、CSRを広報部門のイメージ戦略に矮小化しており、事業活動と切り離して考えるべきものではない。現場のマネジャーにとっても、日々の業務の進め方が社会からどう見られるかという意識を持つことが、CSRを実践する第一歩となる。