【問169】ビジネスマネジャー検定 練習問題|コンプライアンスの考え方
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問7/22難易度A(易しい)
問題文
企業におけるコンプライアンスの考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.法令に違反していなければ、社会からどのような批判を受けても問題はない
- 2.コンプライアンスとは、社内規程を整備すること自体を最終的な目的とする取り組みである
- 3.法令を遵守することにとどまらず、社会からの要請や期待に応えていくことまでを含む考え方である
- 4.コンプライアンスは経営層のみが担う課題であり、現場のマネジャーが意識する必要は薄い
解説
正解は選択肢3。コンプライアンスは、単に法令を守るというだけにとどまらず、社会一般の常識や取引先・顧客・地域社会などからの要請、期待に応えていくことまでを含む幅広い考え方として捉えられる。法令に反していなくても、社会的な信頼を損なう行動は問題となり得る。選択肢1は、法令違反さえなければ社会からの批判を受けても問題ないとしており、社会の要請という視点が抜け落ちている。選択肢2は、規程を整備すること自体を目的化しており、実際にそれが職場で守られ、行動に反映されているかという本質的な部分を見落としている。選択肢4は、コンプライアンスを経営層だけの課題としているが、現場での日々の判断や行動の積み重ねこそが組織全体の信頼を左右するため、マネジャーの意識と関与が欠かせない。