【問168】ビジネスマネジャー検定 練習問題|BCP(事業継続計画)の目的
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問6/22難易度B(標準)
問題文
BCP(事業継続計画)の目的に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.平常時の業務の効率を高め、限られた資源を有効に使って利益を最大化していくための計画である
- 2.不測の事態が発生した場合にも、重要な事業を中断させず、早期に復旧させるための計画である
- 3.従業員の採用や育成の方針を定め、中長期的に必要となる人材を確保していくための計画である
- 4.新規事業へ投資を行うかどうかを判断する際の、社内における意思決定の手順を定めた計画である
解説
正解は選択肢2。BCPは、災害や事故、システム障害といった不測の事態が発生した場合であっても、企業として優先すべき重要な事業をできる限り中断させない、あるいは中断してしまっても早期に復旧できるようにするための計画である。平常時からリスクを想定し、対応の手順や体制をあらかじめ整えておく点に特徴がある。選択肢1は、平常時の業務効率化や利益最大化を目的としており、不測の事態への備えというBCP本来の目的とは異なる。選択肢3は人材の採用・育成に関する計画であり、BCPが対象とする内容ではない。選択肢4は新規投資の意思決定手順に関するものであり、これもBCPの目的とは異なる。マネジャーは、自部門の業務のうち不測の事態が起きても優先的に続けるべきものは何かを日頃から把握しておくことが、実効性のあるBCPにつながる。