【問166】ビジネスマネジャー検定 練習問題|リスクへの対応の四つの分類
リスクマネジメントの考え方と職場のリスク 問4/22難易度B(標準)
問題文
リスクへの対応を「回避」「低減」「移転」「保有」の四つに分類する考え方の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.損失発生時の負担を他者に負わせるのは「移転」であり、対策を講じて発生の確率や被害の程度を小さくするのは「低減」である
- 2.リスクの原因となる活動そのものをやめるのは「低減」であり、保険への加入のように損失発生時の負担を他者に負わせるのは「保有」である
- 3.影響が小さいリスクを受け入れてそのまま抱えるのは「移転」であり、保険を活用して損失発生時に備えるのは「保有」である
- 4.対策を講じて発生の確率や被害の程度を小さくするのは「回避」であり、リスクの原因となる活動そのものをやめるのは「低減」である
解説
正解は選択肢1。リスクへの対応は一般に、リスクの原因となる活動自体をやめる「回避」、対策を講じて発生確率や被害の程度を小さくする「低減」、保険への加入など損失発生時の負担を他者に負わせる「移転」、影響が小さいリスクをそのまま受け入れる「保有」の四つに整理される。選択肢1はこのうち移転と低減の内容を正しく対応させている。選択肢2は、活動そのものをやめる対応を「低減」、負担を他者に負わせる対応を「保有」としており、それぞれ本来「回避」「移転」にあたる内容と入れ替わっている。選択肢3は「移転」と「保有」の説明が逆になっている。選択肢4は「回避」と「低減」の説明が入れ替わっている。四つの分類の名称と中身を正確に区別できていないと、実際の職場でどの対応を選ぶべきかの判断を誤りかねない。