【問157】ビジネスマネジャー検定 練習問題|プロダクトライフサイクルの導入期
マーケティング・イノベーションと財務の基礎 問11/16難易度B(標準)
問題文
プロダクトライフサイクルにおける「導入期」の特徴とマネジャーが取るべき打ち手に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.導入期は既に市場に製品が広く浸透し、売上が安定的に推移する段階であるため、新規顧客への働きかけよりも既存顧客の維持を優先すべきである
- 2.導入期は競合が数多く参入して価格競争が激化する段階であるため、コスト削減による低価格化を最優先の打ち手とすべきである
- 3.導入期は市場に投入されたばかりで認知度が低く売上の伸びが緩やかな段階であり、製品の存在や特徴を顧客に知らせる働きかけが重要になる
- 4.導入期は売上が急速に落ち込み始める段階であるため、製品の縮小や市場からの撤退を検討することが主な打ち手となる
解説
正解は選択肢3。プロダクトライフサイクルは導入期・成長期・成熟期・衰退期の4段階で製品・サービスの推移を捉える考え方であり、導入期は市場に投入されたばかりで顧客の認知度が低く、売上の伸びが緩やかな段階にあたる。この段階では、製品の存在や特徴そのものを顧客に知らせる働きかけが重要になる。選択肢1は製品が広く浸透し売上が安定する段階を説明しており、これは成熟期の特徴に近く導入期の説明として誤り。選択肢2は競合増加による価格競争の激化を挙げているが、これは成長期後半から成熟期にかけて顕著になる特徴であり、導入期の説明としては適切でない。選択肢4は売上が急速に落ち込む段階を挙げているが、これは衰退期の特徴である。各段階の特徴を取り違えないことが、部門の商品・サービスに応じた打ち手を検討するうえでの前提となる。