【問152】ビジネスマネジャー検定 練習問題|市場調査における定量調査と定性調査
マーケティング・イノベーションと財務の基礎 問6/16難易度B(標準)
問題文
市場調査における「定量調査」と「定性調査」の違いに関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.定量調査は少人数の対象者に自由回答形式で尋ねることで全体の傾向を把握する手法であり、定性調査は多数の対象者から選択式で数値データを集める手法である
- 2.定量調査と定性調査は質問形式も対象者数も同一の条件で実施されるため、そこから得られる情報の性質に違いが生じることはない
- 3.定量調査は多数の対象者から数値として集計できる形式で回答を集める手法であり、定性調査は少人数を対象に心理や理由を掘り下げる手法である
- 4.定量調査は対象者の感情や行動の理由を少人数から掘り下げる手法であり、定性調査は多数の回答を数値に変換して統計的に処理する手法である
解説
正解は選択肢3。定量調査はアンケートなど数値として集計できる形式で多数の対象者から回答を集め、市場全体の傾向を統計的に把握する手法である。一方、定性調査はインタビューやグループディスカッションなど少人数を対象に、発言の背景にある心理や理由を掘り下げて把握する手法であり、両者は目的も手法も異なる。選択肢1は対象者数と質問形式の対応関係を両者の間で入れ替えており誤り。選択肢2は両者の性質に違いがないとしているが、得られる情報の量的な広がりと質的な深さは明確に異なる。選択肢4は定量調査と定性調査の説明を入れ替えている。マネジャーは、市場全体の傾向を把握したいのか、特定の顧客の意見の背景を深く理解したいのかという目的に応じて、両調査を使い分けたり組み合わせたりする視点を持つことが求められる。