【問151】ビジネスマネジャー検定 練習問題|ニーズとウォンツの違い
マーケティング・イノベーションと財務の基礎 問5/16難易度A(易しい)
問題文
マーケティングにおける顧客の「ニーズ」と「ウォンツ」の違いに関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.ニーズは満たされていない欲求を指し、ウォンツはそのニーズを満たす具体的な対象や手段を指す
- 2.ニーズは商品やサービスなど具体的な対象を指し、ウォンツは満たされていない欲求そのものを指す
- 3.ニーズとウォンツはどちらも顧客が求める具体的な商品名やブランド名を指す点で同じ意味の言葉である
- 4.ニーズは法人顧客が抱く要求を指し、ウォンツは個人顧客が抱く要求を指す
解説
正解は選択肢1。ニーズとは、喉が渇いている、業務を効率化したいといった、満たされていない状態や欲求そのものを指す。これに対しウォンツは、そのニーズを満たすための具体的な対象や手段(特定の飲料、特定のシステムなど)を指す言葉である。両者を区別して捉えることで、顧客が本当に満たしたい欲求は何かを見失わずに製品・サービスを企画できる。選択肢2はニーズとウォンツの内容を入れ替えており誤り。選択肢3は両者を同一の意味としているが、抽象的な欲求と具体的な対象という異なる階層を指す言葉であり同義ではない。選択肢4は法人か個人かという主体の違いで区別しているが、ニーズとウォンツの区別は主体の種類とは無関係である。マネジャーが部門の商品企画や営業方針を検討する際、顧客のウォンツ(具体的な要望)だけを聞いて満足せず、その背後にあるニーズを捉える視点が求められる。