【問150】ビジネスマネジャー検定 練習問題|損益分岐点の計算
マーケティング・イノベーションと財務の基礎 問4/16難易度A(易しい)
問題文
ある事業において、固定費が年間300万円であり、変動費は売上高の40%に相当するものとする。この場合の損益分岐点となる売上高として、最も適切なものはどれか。
- 1.300万円
- 2.420万円
- 3.500万円
- 4.750万円
解説
正解は選択肢3。損益分岐点売上高は、利益がゼロとなる売上高であり、「売上高 −(固定費+変動費)= 0」を満たす水準として求められる。変動費は売上高の40%であるから、売上高を X とすると「X −(300万円+0.4X)= 0」となり、これを整理すると「0.6X = 300万円」、すなわち「X = 500万円」となる。売上高500万円のとき、変動費は200万円、固定費は300万円で合計500万円となり、利益がゼロになることが確かめられる。選択肢1の300万円は固定費の金額をそのまま答えたもので、変動費を回収する分を見落としている。選択肢2の420万円は、固定費に変動費率40%分を上乗せした金額であり、計算の組み立てを誤っている。選択肢4の750万円は、固定費を変動費率0.4で割った金額であり、本来割るべき限界利益率0.6と取り違えたものである。固定費と変動費、そして損益分岐点の関係を正しく押さえることは、事業の採算ラインを把握するうえでマネジャーに欠かせない基礎知識である。